妊娠時の貧血

妊婦に必要な鉄分摂取量

妊婦になると、赤ちゃんの分と併せて、栄養を二人分摂らなくてはいけないと言われています。

 

つまり、今までよりも多くの栄養素を摂取しなくてはいけないということですが、二人分と言っても、単純に2倍摂れば良いということではなく、栄養素によっては、さらに多くの量を摂取しないと、母体と胎児への栄養が不足してしまうことがあるのです。

 

その筆頭の栄養素と言えば鉄分です。

 

血液は、赤ちゃんに栄養や酸素を運ぶ重要な役割を持っていますが、さらに、赤ちゃんが成長していくためには、赤ちゃん自身にもたくさんの血液が必要になります。ですから、母体は、自身の血液の量も増やさなくてはいけませんし、赤ちゃんの分の血液も作らなくてはいけないのです。

 

単純に一般成人の鉄分の必要摂取量の2倍を摂取するだけでは、全然足りなくなってしまうのです。

 

鉄分は、成人女性の場合、必要摂取量は1日に5.5mgと言われていますが、妊婦に必要な鉄分摂取量は16.5mgなので、普通の女性の3倍の量を摂取しなくてはいけません。

 

ただ、ここで気をつけたいのが、たくさん摂るために単に鉄分の多い食品を食べれば良いという訳ではないということです。

 

と言うのも、鉄分は吸収率が悪く、含有量の約10%しか吸収しないので、普通の体なら、多少鉄分が不足しても問題ありませんが、妊婦となると鉄分不足によって貧血が起きたり、赤ちゃんへの影響も考えられます。

 

ですから、絶対に不足しないように、吸収率の良いサプリメントなど健康補助食品を利用して効率よく摂取するようにしましょう。