万博「愛・地球博」で活躍していたAED
2004年から一般市民のAED使用が認められたとはいえ、私がAEDの存在を知ったのは、2005年に開催された万博だった。
愛知県で開催された「愛・地球博」である。
万博に訪れた人は、約2205万人!すごい人数だった。
これだけ大勢の人が集まった万博会場には、約100ヶ所にAEDが設置してあったそうである。
始まった当初は、まだ肌寒い3月だった。
暑い夏が終わる9月の閉会までの半年間の間に、熱中症になった方が313人、心停止状態になった方が3人いた。
そして、この心停止状態になった3人の方達の命が、AEDによって助けられた。
どの時も、警備員や救急隊、医学生らの手によって心肺蘇生法が実施された。
心臓マッサージをする人、AEDを装着する人、会場に待機していた救急隊を呼ぶ人・・・見事なチームワークだったと当時のニュースでは発表していた。
おそらく、この時のニュースでAEDという機械が一般人でも使用できるようになったことを知った方は多いのではないだろうか?
そして、心臓マッサージや人工呼吸と同じくらいAEDの必要性が認識されたと言っても、過言ではないだろう。
万博終了後、会場の備品や施設などが、希望者に譲渡された。
もちろん、AEDも例外ではない。
設置されていた約100台のうち35台が、万博終了後、栃木や鹿児島などの26自治体に譲渡されたそうである。
きっと、今でも市民の安全のために待機してくれていることだろう。
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