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仮性近視 目薬で治ることもある!

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東京都港区の小学3年生A君(9)は、今春の学校健診で、視力が低下していると指摘されたという。
ポケモン、スーパーマリオといったテレビゲームが大好きなA君は、公園に遊びに行く時も、小型ゲーム機を手放さない。平日は2時間、休日だと3時間も、小さな液晶画面とにらめっこだった。A君のお母さんは「長時間のゲームは目に良くないと以前から思っていたのですが……」と言う。 A君の視力は、右が0.5、左が0.6。日常生活に特に支障はないが、同区の眼科で、目に入る光の屈折度を調べる検査をすると、近くにピントが合っていて遠くが見えにくい、近視の状態になっていることがわかった。

さらに、目のレンズである水晶体を引っ張る筋肉を一時的にまひさせる目薬を差し、目をリラックスした状態にさせて調べると、ピントの位置はほぼ正常に戻る。いわゆる仮性近視だ。眼科の院長は「視力が回復する可能性があります」と治療を勧めた。

A君は朝、夕、寝る前の1日3回、目の緊張をとる目薬をつけ、テレビゲームの時間は半分に減らした。視力は徐々に戻り、治療を始めて3か月後の先月、両眼とも1.2に回復。「とりあえず、ほっとひと息」と母は話す。

 近視の原因などはよくわかっていないが、近視には2通りある。一つは、成長に伴い、目の奥行きを示す眼軸が長く伸びて網膜の手前で焦点が合うようになる軸性近視。もう一つは、近くを見続けた状態で水晶体が固まる屈折性近視で、長時間のテレビゲームやパソコン作業などが悪化要因とされる。

 近視の多くは軸性近視ではないかと考えられ、こちらは目薬で視力が戻ることはない。一方、屈折性近視は一時的な目の緊張で起き、仮性近視あるいは偽(ぎ)近視とも呼ばれ、目薬で視力が戻る可能性がある。ただ、思うほど視力が回復しなかったり、再び低下したりすることもある。

眼科の院長は「小学生くらいの年齢なら、近視矯正手術を受けたりメガネを作るのではなく、まず眼科で検査を」と話す。急激な視力低下には、近視以外の重大な病気が隠れている可能性もあるからだ。

 近視は増えており、視力0.3未満の子供は、2000年に12歳で18%、17歳では39%との調査もある。様々な治療の特徴や限界を知って、自分に合った矯正方法を選びたい。

今、何位でしょう?

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