AEDを使うのは、心室細動の状態のときだ
AEDの存在を知った時、心臓が完全に止まっていても、これによってまた動き出してくれるのだと思っていた。
皆さんの中にも、そのように思っている方がいるのではないだろうか?
しかし、AEDを使う心停止の状態というのは、心臓が完全に止まっている状態ではないそうである。
私達の心臓は、血液を身体に送り出す働きをしている。
これは、心臓の心室という部分の筋肉が収縮運動を行うためである。
心停止状態になると、心臓の筋肉はブルブルと震えだし、血液を身体に送り出すことができなくなってしまっている。
この状態を心室細動という。
AEDを使うのは、この心室細動の状態のときである。
心室細動の状態の時に電気ショックを与えて、心臓に規則正しい運動を取り戻させる・・・これを除細動というのだそうである。
AEDが自動対外式除細動器と呼ばれているのは、このためである。
今、あなたの目の前で誰かが倒れたところを想像してみてほしい。
発見してすぐにあなたが心肺蘇生法を実行すれば、間違いなくその人は助かるだろう。
心室細動はそのまま放置すると1分間に10%ずつ回復率が落ちていくのだそうである。
計算すると10分で回復不可能ということになるのだ。
たった10分で何ができるのかと思われるかもしれない。
しかし、あなたがAEDの存在を知っている、人工呼吸や人工マッサージができれば助けられる気がしないだろうか?
出来なくても「誰かできる人はいないか?」「AEDを持って来てほしい!」「119番してほしい」と声かけすることはできるはずだ。
もしもあなたの目の前で誰かが倒れたら、勇気を出してみてほしい。
あなたの勇気で、大切な命が一つ助かるのであるから・・・!
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