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C型肝炎治療中=2万人以上が新治療法に挑戦

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C型肝炎に感染していることが発覚し、私は8月末から新治療法ペグ・インターフェロンとリバビリンの併用療法を受けている。

 血液検査で見つかったのは、治りにくいタイプの難治性のC型肝炎ウイルス。血液中のウイルス量も多い「高ウィルス量タイプ」だった。C型の感染者は150万人と推計されており、このうち約7割が、治りにくいタイプの難治性C型肝炎といわれる。

 この難治性C型肝炎に有効なのは、ペグ・インターフェロンの皮下注射を週1回ずつ打ちながら、リバビリンという抗ウイルス剤のカプセルを朝、夕食後に口から飲む新治療法だ。

 ペグ・インターフェロンは、従来のインターフェロンと比較して、体内に長く滞在するように加工されているものだ。2004年12月から使えるようになった新療法で、治療終了まで48週間かかるという。製薬会社のシェリング・プラウ社によると、全国で2万人以上の難治性C型肝炎患者がこの新治療法ペグ・インターフェロンとリバビリンの併用療法に入っているという。

 私が横浜市内の大学病院へ肝臓専門の医師を訪問したのは今から約2年ほど前。肝臓まで針を刺して細胞組織の一部を採る検査も受けた。「何らかの治療を受けなければ70歳までに肝硬変、肝がんへ進行する可能性もある」との診断結果だった。

 「別の病院でセカンド・オピニオンも受けてみたい」とその大学病院の肝臓専門医に話したら、「それはとても良いこと」と紹介状や診断書も準備してくれた。その後、C型肝炎治療で第一人者と評される専門医の診察を受けた結果、「新治療法が厚生労働省から認可され次第、治療を始めるべきだ」とススメられた。大学病院の医師と同じ診断結果だったわけだ。

 難治性C型肝炎は、従来のインターフェロンでは、ほとんど治すことができず、リバビリンを併用しても2割弱しか効果がなかった。これに対し、新治療法ペグ・インターフェロンとリバビリン併用の48週投与では、C型肝炎患者の半数近くでウイルスを駆逐できたと言われている。

 ところが、この新治療をためらうのは、必ず副作用を伴うことだ。この新治療法を受けたC型肝炎患者の96%の人が発熱を、94%の人が全身のだるさを覚えるほか、頭痛90%、関節痛76%、白血球や赤血球の減少も80%を超えるなど、全部で300種類を超える副作用例が報告されている。インターネット上には、この副作用がどんなに苦しいかを詳しく書いた闘病記も多い。

 私の場合も、ペグ・インターフェロンとリバビリン併用の治療開始時に血小板や白血球の数が激しく減少したため、入院期間が長引いてしまった上、この治療を続けられるかどうか、血液検査を頻繁に受け続けた。ただ、6回のペグ・インターフェロン注射を終えたが、頭痛やだるさなどの症状は、今のところも出ていない。

 なぜ私がC型肝炎になったのか、現在もまったくわからない。使い捨ての注射器が普及していなかった1970年代、学校の予防接種や風邪などの治療で、消毒の不十分な使いまわしの注射針による注射を受けたためではないだろうか。

 肝臓の専門医によると、「たとえC型肝炎が完治しなくても、少なくとも肝臓ガンになる恐れは遠のく」と話す。難治性のC型肝炎感染者にとって、副作用はあるとはいえ、希望を託す治療法としてペグ・インターフェロンとリバビリンの併用療法は検討する価値はあるだろう。

今、何位でしょう?

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